下水道「不具合」今も 復旧急ぐ氷見市
清水万梨子記者
「こちらでは、下水道の管がはずれてしまったということで、工事が行われています」
氷見市では、地震で水道や下水道が広い範囲で被害を受けました。
このうち仏生寺では、下水道の管がずれていて、16日は復旧工事が行われていました。
工事にあたっていた業者
「下水道管がずれてしまって、ここで詰まってしまったわけなんですね。それで応急処理といって、この詰まった管を除去して、新しい管をつなぎ合わせる」
下水道が壊れていると、水道が復旧してもトイレの使用などに支障が出ます。
市内のマンホールはおよそ1万2000か所で、このうち流れに異常が見られる「不具合」と判断されたのは今月12日の時点で192か所となっています。
市はさらに調査を進めていて、不具合があると判断した箇所では、カメラを使って調査することにしています。
一方、水道は16日時点では新たに520戸で生活用水としては使えるようになった一方で、260戸では断水が続いています。