【動画】中国電力・中川社長が村岡知事と面談 中間貯蔵施設「要望に添って丁寧に対応を」
中国電力の中川賢剛社長が上関町への中間貯蔵施設の計画浮上後初めて村岡知事と面会しました。
中川社長は中間貯蔵施設に関して「今後、対象地域を限定せず、周辺市町に丁寧に説明したい」としました。
県庁を訪れたのは6月に社長に就任した中国電力の中川賢剛社長です。
7日初めて村岡知事と非公開で面会し、地域振興策として上関町に提案した使用済み核燃料の中間貯蔵施設の準備状況について説明したということです。
中国電力は、これまで4回、上関町内で戸別訪問して中間貯蔵施設の一般的な説明をしているほか、立地可能性調査としてボーリングを始めるための資材準備をしています。
一方で周辺市町の市長・町長からは懸念の声も出ています。
7日の面会で村岡知事からは「周辺市町に説明を行うことでしっかり理解を得るように」との発言があったということです。
(中川社長)
「これから周辺の自治体に対しましても、市町さんいろんなご要望があると思いますので、 そのご要望をお伺いしながらその要望に添って丁寧な対応をしていきたい」
中川社長は説明の対象地域を限定していないと話しました。
また、「理解を得ながら進めることが大前提」で立地可能性調査などのスケジュールは示せないとしました。