かつては“プール熱”とも…山口県下全域に“咽頭結膜熱”流行発生警報をはじめて発令 発熱やのどの痛みなど
山口県は6日、発熱やのどの痛みなどを伴う「咽頭結膜熱」の1医療機関あたりの報告数が3人を超えたとして県下全域に流行発生警報を発令しました。
「咽頭結膜熱」はアデノウイルスを原因とし子どもを中心に季節を問わず発生します。
県によると11月27日から12月3日までの1医療機関あたりの報告数が基準となる3人を上回る3.14人となったためきょう、県下全域に流行発生警報を発令しました。
「咽頭結膜熱」は発熱や、のどの痛み、結膜炎などが主な症状ということです。
ワクチンや特効薬はないということで、県では手洗いやうがい、またタオルなどの共有を避けることを呼びかけています。
「咽頭結膜熱」の県内での流行発生警報の発令は現行の感染症法が施行された1999年(平成11)以降、初めてとなります。