ことし8月、ハワイ・マウイ島で起きた大規模な火災の復興支援イベントが東京・羽田空港で行われています。

山口県と意外なつながりがあるクッキーも出展されています。

今回初めて、羽田空港で開催されているこちらのイベント。

出展しているのはハワイを代表する人気のお菓子や特産品、雑貨などおよそ50店舗です。

ことし8月、ハワイ・マウイ島で起きた大規模な山火事災害の復興支援とハワイと日本の更なる交流促進などを目的に企画されました。

カウアイ島からやってきたこちらのクッキー。

ハワイで最も古いクッキーブランドの1つです。

代表を務めるルース・ハシサカさん。山口県にルーツを持つ日系三世です。

1965年、カウアイ島で食料品店を営んでいたルースさんの両親がオリジナルのクッキーを焼いたのが始まりです。

以来、観光客にも地元の人たちにも長年、愛され続けています。

ルースさんと一緒にクッキーをPRするのは周防大島町出身の野口のあさん。今年の初めまでカウアイ島のルースさんの両親の家にホームステイをしていました。

大好きな島のクッキーをもっと広めたいと今回ルースさんを手伝っています。

（ルースさん）
「ここに来られてとても嬉しいです。アロハのスピリット、カウアイ島から来たカウアイクッキーを他のたくさんのハワイのお店と一緒に広めることができています。」
（のあさん）
「カウアイクッキーが日本でこういったイベントをするときはもっとお手伝いをしたいし、カウアイクッキーが日本で、大島でもっと愛される存在になってほしいなと思います」

会場には募金箱が設置されていて、売り上げの一部はマウイ島復興支援に寄付されることになっています。