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石川県内の小学校で卒業式 地震の爪痕残る中、例年とは違った形の巣立ちの日

2024年3月14日 11:48
石川県内の小学校で卒業式 地震の爪痕残る中、例年とは違った形の巣立ちの日

石川県内の各地では、小学校の卒業式が行われました。地震の爪あとが大きいなか、例年とはちょっと違う巣立ちの風景です。

珠洲市の直小学校は、体育館が避難所として使われていているため、卒業式は別の会場で行われますが、最後のホームルームは、思い出の詰まった教室で。
兵庫からの支援チームも、アツいはなむけの言葉を送りました。

兵庫県支援チーム:
「きみらも(支援の)お礼がしたいと思うんやが、神戸もそうだが何がお礼かと言えば復興や。 君らにかかっている!!」
「いってきまーす」

さらに、体育館に避難している地域住民の温かい拍手で、会場に送り出されました。

一方、液状化で地域一帯が深刻な被害を受けた内灘町の西荒屋小学校。
6年生・8人に卒業証書が送られました。全校児童がこの学び舎で一堂に会するのは地震以来、初めてです。

卒業生:
「この6年間で挑戦する勇気を学びました。今までありがとうございました」

卒業式だけは思い出の校舎で、という親心で、PTAなどがきのう校舎内の片づけをし、きょうの卒業式にこぎつけたということです。

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