うその投資話で7億5千万円不正に預かる プルデンシャル生命の元社員逮捕
うその投資話で金沢市の女性から500万円をだまし取ったとして、生命保険会社の元社員の男が逮捕されました。
会社側はこの元社員が7億円余りを不正に預かっていたと発表していて、警察が捜査を進めています。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、プルデンシャル生命の65歳の元社員です。
警察によりますと元社員は2021年8月、金沢市の60代女性に対し、「元本保証で1年120万円の利益が出る」などと嘘の投資話を持ちかけ、現金500万円をだまし取った疑いがもたれています。
元社員は「投資を名目にお金を預かったことに間違いないが、だまし取るつもりはなかった」と容疑を一部否認しています。
一方、プルデンシャル生命は、調査の結果、元社員が退職後を含む去年までの24年間で、34人からおよそ7億5千万円を不正に預かり、現在も5億円余りが返済されていないと発表しました。
警察では他にも同様の被害があるとみて捜査を進めています。