にじむ復興への想い 石川県が任期付職員約200人採用 被災地の人手不足解消へ
能登半島地震からの復旧・復興に向け各自治体などの人手不足を解消するため採用された任期付職員の辞令交付式が3日、県庁で行われました。
県では、能登半島地震の対応にあたる各自治体職員などの人手不足が課題となっていることから今年5月に任期付職員の募集を行い県内外から約200人が採用されました。
県では、能登半島地震の対応にあたる各自治体職員などの人手不足が課題となっていることから今年5月に任期付職員の募集を行い県内外から約200人が採用されました。
このうち、今月から業務にあたっている13人に対し、馳知事から辞令が交付されました。
採用された職員の一人相澤聡さんはこれまで宮城県気仙沼市などの任期付職員として東日本大震災の復旧作業に尽力してきたということです。
任期付職員・相澤聡さん
「(東日本大震災のときは)全国から応援に来てくれた方がいるそこに対する感謝の気持ちがありました。(能登の方には)元の生活をまずは取り戻してもらいたいと、そして未来は明るいと思ってもらいたい」
任期付職員は原則3年、最長で5年間各市町や出先機関などで業務にあたるということです。