能登を拠点に活動している2人のアーティスト 地震後初めての作品展
能登を拠点に活動している2人のアーティストが地震後初めて作品展を開き、能登への思いを発信しています。
作品展を開いたのは、能登町の叙情書家・室谷 文音さんと輪島市のアーティスト・辻 真澄さんです。
地震後、ようやく開催できた作品展は、今回、「共生」をテーマにしています。
■室谷文音さん
「感謝の気持ちであったり見えない愛というか助け合える人のつながりを表現したいと思って、墨を使ってみなさんにメッセージを伝えていくのが私の役割なんじゃないか」
しばらく筆を握れなかったという室谷さんは、助け合って生きる能登の人たちの絆や温もりに触れ、創作活動を再開したといいます。
体験教室も開かれた会場には、被災した同じ書家の両親の姿もあり、今後も能登への思いを込め、活動を続けたいと話していました。