馬毛島の自衛隊施設 完成が約3年遅れ2030年3月に 人員不足など理由 防衛省が西之表市に説明
種子島沖の馬毛島で進む自衛隊施設の完成時期が当初より3年遅れ2030年になる見通しとなりました。
防衛省は、2023年1月から種子島沖の馬毛島で自衛隊施設の整備に向けて工事を進めていて、当初、4年程度の工期を見込んでいました。しかし、人手不足などを理由に防衛省は西之表市に対し、完成時期が約3年遅れ2030年3月末を見込んでいると説明したということです。
西之表市の八板市長は「工期の延長に伴い市民生活への影響が長引くことが危惧される。影響を最小限にとどめる必要があり、防衛省には引き続きこれまで以上に対策を強化するよう求める」とコメントしています。