2023年11月、屋久島沖にアメリカ軍のオスプレイが墜落した事故で、捜索活動などに協力した屋久島町や漁協に第10管区海上保安本部から感謝状が贈られました。

　感謝状が贈られたのは屋久島町、屋久島町救難所、屋久島漁協です。海上保安庁など関係機関への協力をはじめ、漁協の16隻が捜索活動に参加。行方不明の1人を見つけたことなどが称えられました。

（10管本部坂巻健太・本部長）
「人命救助に加えて、機体の回収も漁船の方がやっていただけたということでありがたく思っています」

（屋久島漁協羽生隆行・組合長）
「海の事故なので出来ることを共有した、その中で感謝状をいただいたということに関してはありがとうと思っています」

（屋久島町荒木耕治・町長）
「特別なことをしたわけではなくて、当然そういうことは町でやらないといけないことをやったというふうに思っています」
「町民の不安がものすごくありましたし、今もそれは残っている」

　アメリカ軍は事故後、全てのオスプレイの飛行を停止していましたが、3月8日に運用停止を解除し、3月14日には飛行を再開しています。