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壁面に外圧かかり崩れた可能性も…北薩トンネルの路面隆起、土砂流入現場を専門家が調査

2024年7月30日 16:30
壁面に外圧かかり崩れた可能性も…北薩トンネルの路面隆起、土砂流入現場を専門家が調査
 北薩トンネルで水が湧き出て路面が隆起し崩れた壁から土砂も流入している問題で、30日、専門家らが現地調査を行いました。
 
 県の要請に応じ調査に入ったのは、国土交通省九州地方整備局などの専門家です。出水市とさつま町にまたがる北薩トンネルでは先週水が湧き出て路面が浮き上がりその後壁の一部が崩れ土砂も流れ込んでいるのが確認されました。
北薩横断道路はトンネルを含む一部区間が通行止めとなっています。調査は現場から50mほど離れた場所から目視で行われたということです。

(九州地方整備局道路部 安仲努道路保全企画官)
「トンネルの壁面に何らかの外からの力、例えば水圧であるとかそういった力が加わってトンネルが変動して崩壊に至ったということが可能性として考えられる」

 復旧のためには今後継続的な監視やさらなる原因究明のための調査を行う必要があるとしています。
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