今月7日に行われた県知事選挙で再選を果たした塩田知事は29日が2期目のスタートです。

　県庁で就任式が行われ職員を前に「鹿児島の発展の基盤を作っていくために稼ぐ力の向上を図っていきたい」と意気込みを語りました。

　県庁で行われた就任式には幹部職員など200人が出席しました。今月7日の県知事選で再選した塩田知事は29日が2期目のスタート。職員を前に「知事選でこの4年間の一定の評価をいただけた」とした上で、2期目の抱負を語りました。

（塩田知事）
「コロナ禍からの経済の回復を確かなものとするとともに人口減少社会の中で鹿児島の発展の基盤をしっかりと作っていく必要がある。基幹産業の農林水産業や観光関連産業のさらなる振興に努めるとともに技術力の高い製造業、情報関連産業など新たな産業を創出にも取り組み鹿児島の稼ぐ力の向上を図っていきたい」

　職員に対して「県民や市町村の声を聞き、課題の解決を目指してほしい」と呼び掛けました。2期目の任期は、2028年7月27日までです。