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パリ五輪メダリスト髙山莉加選手が鹿児島南高校に笑顔で凱旋 “強さ”培った高校時代を語る

2024年8月23日 19:53
パリ五輪メダリスト髙山莉加選手が鹿児島南高校に笑顔で凱旋 “強さ”培った高校時代を語る

 パリオリンピック柔道の混合団体で銀メダル獲得した髙山莉加選手が母校の鹿児島南高校に凱旋しました。髙山選手の“強さ”を培った高校時代とは。

 パリオリンピック柔道女子78キロ級に出場した髙山 莉加選手。23日、父の秀徳さんとともに母校の鹿児島南高校を訪れました。初のオリンピックの舞台、個人では惜しくもメダルを逃したものの混合団体で銀メダル獲得に大きく貢献しました。

(鹿児島南高校 山口良人校長)
「大きな選手と戦う時も怖いでしょう」
(髙山莉加選手)
「めちゃめちゃ怖かったです」
(鹿児島南高校 山口良人校長)
「怖い怖い言ってられないもんね」
「そこはもう覚悟を決めて戦うしかないと思って」

 銀メダルを見せてもらった柔道部の後輩たちは、偉業の重みを感じたようです。

(鹿児島南高校柔道部 林佳穂さん)
「これが世界で戦う重さなんだと実感しました」
(鹿児島南高校柔道部 石原南音さん)
「莉加先輩みたいに諦めずに自分の夢に向かってがんばりたい」

 8年ぶりに母校を訪れたという髙山選手。高校時代について聞いてみると…

(髙山莉加選手)
「高校3年間が本当に地獄のような3年間で。でもその地獄のような3年間があったからこそそれ以上にきついものはないと思って柔道できている。今振り返ってみたら本当にあってはならない3年間だったと思います…あれ?言葉間違ってます?なくてはならない!」

 来週30歳の誕生日を迎える髙山選手。パリオリンピックでの経験が次の目標をもたらしました。

(髙山莉加選手)
「悔しさがあるオリンピックだったけど終わってみればすごく楽しかった。1年1年を大事にして最終的に4年後ロスオリンピックに出場して金メダルを取ることが私の目標です」

 オリンピックに出場した高校出身者の名が刻まれた石碑を見て、「4年後に金色の丸を付けたい」と笑顔を見せました。

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