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露木警察庁長官 「県警の信頼回復のための道筋を」「それぞれの事案の原因分析をしっかり行う」

2024年6月27日 19:36
露木警察庁長官 「県警の信頼回復のための道筋を」「それぞれの事案の原因分析をしっかり行う」
 相次ぐ県警の不祥事を受け6月24日から警察庁の監察官らが特別監察に入っています。警察庁の露木 康浩長官は27日の会見で、「県警の信頼回復のための道筋を一日も早く明らかにすることが重要」と述べました。

 県警では2024年4月以降、捜査情報の漏えいをはじめ、わいせつ行為や盗撮行為をしたとして、4人の元幹部や警察官が逮捕・起訴されています。相次ぐ県警の不祥事を受け6月24日から警察庁の監察官らが特別監察に入っています。

 警察庁で開かれた27日の会見で、露木 康浩長官は、「まずはそれぞれの事案の原因分析をしっかり行う」と具体的な監察の内容について述べました。

(警察庁露木 康浩長官)
「鹿児島県警における非違事案対策の足らざるところを抽出した上で、非違事案対策のバージョンアップを図る。県警に対する信頼回復のための道筋を一日も早く明らかにすることが重要」

 スピード感をもって作業が行われるよう、警察庁の監察担当職員を県警に常駐させて、厳正な監察を実施していく考えを示しました。
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