瀬戸内町と宇検村の408世帯630人に避難指示 奄美地方北部は13日朝にかけ土砂災害に厳重警戒を
奄美地方では、13日の朝にかけて、激しい雨が降るおそれがあり、瀬戸内町と宇検村には土砂災害警戒情報が出されています。
瀬戸内町と宇検村では計408世帯630人を対象に避難指示が出されています。
山の方から滝のように流れる茶色く濁った雨水。12日午前9時ごろ、瀬戸内町の加計呂麻島で撮影された映像です。
鹿児島地方気象台によりますと、10日午前11時の降り始めから12日午後4時までの雨の量は瀬戸内町古仁屋で208ミリ、徳之島伊仙町で156ミリ、奄美市名瀬で138ミリに達しました。
瀬戸内町と宇検村に土砂災害警戒情報が発表されています。
瀬戸内町の西方地区全域402世帯618名と、宇検村の湯湾集落の一部6世帯12人を対象には避難指示が出されています。
12日夕方の段階で被害の情報は入っていません。
12日午後6時から予想される24時間雨量は、いずれも多いところで、奄美地方北部で150ミリ、南部と十島村でそれぞれ120ミリとなっています。
気象台は奄美地方北部では、13日の朝にかけ土砂災害に厳重に警戒を、南部では13日の昼前にかけて土砂災害に警戒するよう呼びかけています。