×

2年前の決勝カードが1回戦で 夏の高校野球県大会 鹿児島実業vs大島

2024年7月9日 19:17
2年前の決勝カードが1回戦で 夏の高校野球県大会 鹿児島実業vs大島

 「夏の甲子園」出場をかけた高校野球の県大会では、2022年の決勝カードが早くも1回戦で実現し、熱戦が繰り広げられました。

 2022年大会、決勝戦で戦った鹿児島実業と大島が1回戦で激突しました。

 春の王者、鹿児島実業はエース井上が初回から140キロを超える豪快なピッチングで大島打線を抑え込みます。

 鹿実は2回、犠牲フライで先制すると、続く3回にも2点を追加します。

 春の大会でベスト8の大島も魅せます。満塁のピンチの場面、3回途中からリリーフした富が粘り強いピッチングで追加点を許しません。

 すると迎えた6回の表、大島は4番永田のセンター前ヒットで1点を返すと。勢いが止まらない大島打線は6番富、7番橋口の連続ヒットでこの回一挙4点をあげ、逆転に成功します。

 一方の鹿実もその裏、1番満留のヒットなどで2点を追加し、再び試合をひっくり返します。

 その後、大島は8回に満塁のチャンスを作るも得点できず。

 2点を追加した鹿実が熱いシーソーゲームを制して初戦突破です。

(大島高校 要彌真登主将)
「最高の先輩、最高の後輩、そして最高の同級生とやってきたこの2年半は僕にとってはとても誇り。これから一人ひとり道は違うがそれぞれの人生を楽しんでいきたい」

 そのほかの9日の結果です。徳之島や伊集院、指宿を延長戦の末に破った鹿児島中央などが2回戦へと駒を進めています。

    鹿児島読売テレビのニュース