新紙幣発行から一夜…使った?見た? 新紙幣片手に街の声を聞いてみた 普及には時間が?
4日、20年ぶりに発行された新紙幣。実際に手にした方、使った方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?街の声を聞いてみました。
(記者)
「3日、20年ぶりに新紙幣が発行されました。県内の金融機関でも両替が可能となっていて実際に私も両替に行ってみたいと思います」
(南日本銀行 行員)
「両替ですね。お預かりします。お待ちください。お待たせしました」
(記者)
「新紙幣に両替することができました」
南日本銀行によりますと新紙幣への両替は窓口で行えますが、ATMや窓口で預金を引き出す際はこれまでの紙幣も混ざる可能性があるということです。
4日、発行されたばかりの新紙幣。まだ手にした人は少ないようで…
(小学生)
「すごいすごい見て」
(街の人)
「数字のデザインがすごいモダンになった。徐々に慣れてくるのではないかと思う」
(外国人観光客)
「私は外国人だけどきれい。とてもかわいいアートワーク」
新紙幣を使った人はいるのか、現金のみで購入できる和菓子店で聞いてみると。
(和菓子店 店員)
「まだ使用された方はいらっしゃらない。最初はちょっと違うお金と感じてしまうので対応に一瞬戸惑うかもしれないが、だんだん慣れていって対応できたらいいなと思う」
(記者)
「鹿児島市役所の地下食堂にやってきました。こちらの券売機新紙幣が対応しているということで実際に購入してみたいと思います。新紙幣で実際に購入することができました」
(鹿児島市役所地下食堂 店長)
「新紙幣が発行される一か月ほど前にお願いして券売機を交換してもらった」
しかし、新紙幣を使った人はというと…
(鹿児島市役所地下食堂 店長)
「3日はいなかったですね。うちは使えるので早めに使いたいという方も多いと思うのでぜひ来ていただきたい」
普及にはしばらく時間がかかりそうです。日本銀行鹿児島支店によりますと新紙幣が広く流通する時期の予測は難しいものの、前回新紙幣が発行された20年前は1年ほどで6割のお札が入れ替わったということです。