不正アクセス犯を特定するには?警察官が”サイバー犯罪捜査力”競う「能力を高めていきたい」宮城
近年増加傾向にあるサイバー犯罪に対応しようと23日、宮城県警では捜査に必要な知識や技能を競う大会が行われた。
県警のサイバーセキュリティ競技大会は今年で6回目で、予選を勝ち進んだ警察署や県警本部から10組20人が参加した。
近年増加傾向にあるサイバー犯罪の捜査に必要な知識や技能習得の促進が狙いで、大会では不正アクセスをした犯人の特定や通信データの解析などの問題が出された。
参加者はパソコンやスマートフォンを駆使しながら取り組んでいた。
サイバー犯罪対策課 津志田浩孝サイバー捜査官
「警察職員のサイバー犯罪捜査能力の知識、技能の向上が必要不可欠と考えていますので、今後も教養・訓練を実施して警察職員の能力を高めていきたい」
県内でのサイバー犯罪の検挙数は2024年1月から11月までで297件と前年同期と比べ6件増加していて、県警では身に覚えのないメールは開かないことや知らないサイトにはアクセスしないよう呼びかけている。