「利害関係の再構築が必要」“泉中央エリア”まちづくりで意見交換 泉区役所が新庁舎に(仙台市)
2026年度の利用開始を目指す仙台市・泉区役所の新庁舎の建て替え工事が進む中、周辺の泉中央エリアのまちづくりをテーマに意見交換が行われました。
泉区役所の新庁舎は、地上6階 地下2階建てで、2026年度内の利用開始を予定しています。
20日は、庁舎建て替えに合わせて泉中央エリアの一体的なまちづくりを考えようと意見交換会が開かれ、地元住民など約30人が参加しました。
パネルディスカッションでは、地元の住民や事業者などの声を取り入れて作ったイメージ図を基に意見が交わされました。
まちづくりの専門家からは、利害関係などが複雑な民間同士の連携を生む仕組みが重要だという意見が出されました。
認定都市プランナー・堀江佑典さん
「民間の連携はお金の面もあるし、人材・ノウハウの面もあり、なかなか連携しづらい部分。利害関係を再構築するのも、まちづくりの中では必要な要素」
仙台市は、泉中央エリアのまちづくりに、これらの意見をいかしていきたいとしています。