<神前に供えるイネ収穫し五穀豊穣に感謝>竹駒神社『抜穂祭』(宮城・岩沼市)
宮城・岩沼市の竹駒神社では、神前に供えるイネを収穫し五穀豊穣に感謝する「抜穂祭」が行われた。
境内にある広さ5アールの「穂徳田」では、神前に供える稲穂が黄金色に実っている。
10日の「抜穂祭」では、神社の総代のほか昔ながらの「早乙女」姿の巫女など関係者30人が稲穂を丁寧に抜きとっていった。
今年は、夏の猛暑の影響が懸念されたが、水の管理を丁寧に行ったことで例年より生育は早く豊作だという。
竹駒神社・平澤紀穂権禰宜
「今年の夏も、去年同様大変暑い日が続いた。その中でも稲が順調に生育し、きょうのお祭りを迎えられた。今年の収穫に感謝して奉献したい」
収穫した稲穂は、11月に行われる「新嘗祭」で本殿に供えられる。