この秋導入!地下鉄南北線・新型車両の運転士訓練 各車両に4台ずつ防犯カメラ設置 仙台市
仙台市太白区の富沢車両基地に並ぶのは南北線の新型車両「3000系」。
仙台市交通局では、この秋の営業運転を前に7月から通常ダイヤの合間を縫って運転士の訓練を行っている。
通常は自動で運転されるが、念のために手動運転ができるよう訓練が必要だという。
今の車両と運転性能は変わらないが、機器の配置が変わっているため操作方法やブレーキの利き、窓からの見え方など運転感覚を確かめていた。
仙台市交通局(運転士) 堀籠 悠汰さん
「ハンドル自体も軽い感じがする。メーター(速度計)が現行の1000N系はアナログ、針だけれどこちらは(液晶)モニターにな っている」
安斎 摩紀
「真新しい香りのする新型車両です、窓ガラスや壁が二重構造になっていてとても静か、冷暖房効率も上がるそうです」
また、全ての車両に車椅子、ベビーカースペースが設けられたほか、防犯カメラが各車両に4台ずつ設置された。
さらに定禅寺通のケヤキをイメージした背もたれなどデザインにもこだわりが感じられる。
運転士の訓練が終わり次第、新型車両の営業運転を開始し、2030年度までに南北線の全ての車両を新型に入れ替える予定。