宮城県農業高校が最優秀賞、新肥料を開発したビジネスプラン…全国5000チームが出場で快挙
高校生が考えるビジネスプランの全国大会で最優秀賞を受賞した宮城県農業高校の生徒が17日、その成果を村井知事に報告した。
宮城県農業高校の生徒は1月、社会課題の解決を目的に全国5151チームが応募した「高校生ビジネスプラングランプリ」に出場した。
稲作肥料の価格が高騰する中、ウレアホルムという園芸用肥料を応用した新肥料を開発。
肥料を78%削減しても収量、食味ともに遜色がなかった検証結果をもとにした農家向けのビジネスプランが最優秀賞に選ばれた。
報告を受けた村井知事は「農業は生命にかかわる重要な産業。技術開発は大企業に頼りがちだが地元の高校生の発案は素晴らしい」と述べ快挙を称えた。
宮城県農業高校 生活科2年 庄子怜未さん
「生育調査だったり収穫だったりという地道な作業が大変でした」
宮城県農業高校 農業科3年 星碧虎君
「いろんな人にこの研究・技術を広めることが自分たちの目指してきたところなので、(最優秀賞は)すごい嬉しい気持ちでいっぱいです」
宮城県農業高校の最優秀賞受賞は今回が2度目となる。