<初夏の味覚>ウニ漁 「身入りはまあまあだね」(宮城・南三陸町)
初夏の味覚・ウニ漁が、18日朝 宮城・南三陸町で行われた。
18日午前4時半、南三陸町戸倉地区では一斉に船が沖合いに出て、今シーズン2回目のウニ漁が行われた。
漁師たちは、ウニがいそうな岩場に船を寄せ、箱メガネを使って海の底をのぞきながら、鉤の付いた竿を巧みに操りウニを獲っていた。
18日は曇り空で少し波があったため、前回に比べ獲れた量は少なめだったが、ウニの身入りは良くなっているという。
漁師
「身入りはまあまあだね」
「凪が良くて透明度さえ良くなれば、まだまだ水揚げはあると思いますので今後に期待したい」
水揚げされたウニは、身入りや大きさを確認した後、1キロあたり530円と去年と同じ価格で取り引きされ、仙台や東京に出荷された。
南三陸町のウニ漁は、7月まで行われる。