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【詳しく】仙台市新年度予算案 一般会計で4年連続過去最大

2025年1月29日 22:03
【詳しく】仙台市新年度予算案 一般会計で4年連続過去最大

 仙台市の2025年度当初予算案の概要が29日、明らかになり一般会計の予算規模が4年連続で過去最大を更新することがわかりました。

 それによりますと予算規模は一般会計で6757億円、特別会計や企業会計を含めた総額は1兆2633億円となっています。このうち一般会計は前年度の当初と比べ276億円(4.3%)増え、4年連続で過去最大を上回る予算案となります。

 主なものでは、現在15歳までが対象の子ども医療費の無償化を2026年4月以降18歳までに拡充し、小学1年生から中学3年生まで初診時に500円かかる負担金を無料にするためのシステム改修などに「2260万円」西公園南側エリアの市民プール跡地(青葉区)に整備を進める屋内遊び場の基本計画策定に「2000万円」

 2025年11月からの課税を目指す宿泊税も活用したうえで、インバウンドに向けた宿泊費の割引キャンペーンのほか、欧米・香港・韓国からの誘客推進施策に「1億1481万円」秋保大滝への新たな展望台の整備も含めた周辺エリアの整備計画策定などに「2200万円」

 行政手続きの負担軽減の一環で、市の施設である八木山動物公園や天文台、博物館、科学館へのキャッシュレス決済の導入に「7238万円」などが計上されています。

 仙台市の2025年度当初予算案は、2月7日に開会を予定する2月定例会で提案されます。

最終更新日:2025年1月29日 22:03
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