西九州自動車道の佐々IC-佐世保中央IC間の4車線化工事が完了し、23日から供用が開始されました。

通勤時間帯の渋滞解消や、安全性の向上などが期待されています。

22日に佐世保市で開かれた記念の式典では、関係者が工事の完成を祝いました。

西九州自動車道では佐々ICと佐世保大塔IC間の、約17キロで2車線から4車線に広げる工事が進められています。

今回 完成したのはこのうち、佐々-佐世保中央の約10キロの区間で、23日から供用が開始されました。

市街地を通るこの区間は現在、片側1車線のため、通勤や帰宅の時間帯に渋滞が発生。

今回の4車線化により、混雑の緩和や安全性の向上などが期待されています。

（宮島 佐世保市長）
「この完成で救急搬送、災害避難、時間の短縮効果があると思うので、経済や観光にも十分活用できると期待している」

また 4車線化に伴い、通行料金が改定され、佐々-佐世保大塔間の普通車の通行料金は370円となり、210円の値上げになります。

すべての区間の4車線化工事は、2027年度中の完了を目指すということです。