「自分が生まれ育った町の政治や議会に目を向けたい」長与町出身のペヤンヌ監督 長崎市で映画上映《長崎》
長与町出身の劇作家、ペヤンヌマキさんが監督を務めたドキュメンタリー映画の上映が長崎市で始まりました。
初日の8日は、ペヤンヌさんらの舞台あいさつも行われました。
舞台あいさつに登場したのは長与町出身のペヤンヌマキ監督です。
(ペヤンヌマキ監督)
「ずっと住んでいるアパートが立ち退き区域に指定されて。住民の声を聞かずに進めているということが分かって、これは何としてでも区長を変えたいと思って」
おととしの東京・杉並区長選で初当選した岸本 聡子区長と彼女を擁立した住民らの選挙活動を追ったドキュメンタリー「映画 〇月〇日、区長になる女。」。
主題歌は小泉 今日子さんが参加する音楽ユニット「黒猫同盟」が担当し、今年1月に公開されました。
ふるさとでの舞台あいさつに立ったペヤンヌさんは満員の客席に向け感謝の思いを語りました。
(ペヤンヌマキ監督)
「長崎で上映できることもうれしかったし、こんなにたくさん (来場者がいて) 泣きそうになった。この風景を見て」
また、NIBの取材に対し、長崎での作品づくりに意欲もみせました。
(ペヤンヌマキ監督)
「ドキュメンタリー的に興味があるのは、区議会議員。長崎で言うと、市議会議員や町議会議員の仕事。自分が生まれ育った町の政治や議会に目を向けたい」
「映画 〇月〇日、区長になる女。」は、長崎市のユナイテッド・シネマ長崎で、11日まで上映されます。