高校入試「前期」で受験生の調査書に記載漏れ 「特技」欄空白で佐世保市立中学校が陳謝《長崎》
2月に行われた高校入試の「前期」の試験で、佐世保市の中学校1校が受験生の調査書の一部の欄を記載せずに提出していたことが5日、分かりました。
佐世保市教育委員会によりますと、2月に行われた公立高校入試の「前期」の試験で佐世保市の中学校1校が受験生の調査書の「特別活動」「特技」の欄を未記載のまま、受験する13の高校に提出していたということです。
(佐世保市教育委員会 栗林俊明学校教育部長)
「複数回の確認を何回もするがそこの確認が不徹底だったといところが最大の原因」
「前期」は2月1日に検査が行われ、8日に合否が発表されていました。
高校側が、後期分の調査書を見て違いに気が付き、指摘したことで判明。
記載漏れは受験した96人のうちの一部で、この中学校は4日、正しく記載し直した調査書を再提出し、高校が改めて判定したところ、新たに3人が追加合格となったということです。
市教委と県教委は不利益を受ける生徒が出ないよう適切な対応をしたとしています。