「被爆体験者という名前…最後に」被爆者認定を求める原告らが決起集会《長崎》
被爆者健康手帳の交付を求める裁判の判決を9日に控え、被爆体験者らと支援者が8日、決起集会を開きました。
集会を開いたのは被爆体験者や支援者らでつくる実行委員会です。
被爆体験者ら44人が、被爆者健康手帳の交付などを求める裁判は、9日に判決を迎えます。
参加者たちは、勝訴に期待し、問題の早期解決を求める宣言を行いました。
原告団長岩永千代子さん(88)
「私たちはどこまでも真実を求めていく」
原告 山内 武さん(81)
「私たちを被爆体験者と名付けてしまっている。あしたで最後にしたい」
判決は9日午後2時から長崎地裁で言い渡されます。