“民間から初”の長崎県立大学理事長「経営手腕を評価」ハウステンボス会長 坂口克彦氏就任へ《長崎》
佐世保市のハウステンボスで会長を務める坂口 克彦氏が、県立大学の理事長に5月就任することが分かりました。
民間企業から理事長に就任するのは、大学の法人設立以来、初めてだということです。
県立大学の新たな理事長に5月1日付で就任するのは、佐世保市のハウステンボスで会長を務める坂口 克彦氏68歳です。
県立大学では先月末、理事長が退任し、後任が不在となっていました。
坂口氏は、2019年からハウステンボスの社長を務め、去年10月、会長に就任。
県は坂口氏の任命理由について「コロナ禍でハウステンボスの経営を安定させた手腕は、少子化で困難な時代を迎える県立大学の運営でも活かされる」などとしています。
県立大学の理事長の任期は4年間で、坂口氏はハウステンボスの会長は兼任する方針です。