住民と連絡取れず 13日の住宅火災で木造2階建て住宅1棟を全焼 隣接する建物にも延焼《長崎》
長崎市の住宅密集地で13日夜に火事があり、住宅1棟を全焼したほか、隣接する建物にも延焼しました。
焼け跡から1人の遺体が見つかり、警察は身元の確認を進めています。
13日午後9時20分頃、長崎市柳谷町で「建物の1階から火が見える」と付近の住民から消防に通報がありました。
(付近住民)
「ベランダから見たら煙が上がっていて、バケツリレーで消火していたが、追いつかなくて、すごい勢いで5分とかからないうちに隣の家に燃え移った」
この火事で無職 平山 茂行さん(71)の木造2階建て住宅1棟を全焼したほか、近くの住宅や空き家4棟にも延焼し、火は約4時間後に消し止められました。
警察によりますと、平山さんの住宅から1人の遺体が見つかったということです。
平山さんと連絡が取れておらず、警察は、遺体の身元の確認を急ぐとともに消防と合同で火事の詳しい原因を調べています。
県内には13日から14日にかけて乾燥注意報が発表されていて、気象台は火の取り扱いに注意するよう呼びかけています。