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県内就職者は3割程度「長崎大学の卒業式」9学部と大学院1900人が感謝を胸に新たな道へ《長崎》

2025年3月25日 10:05
県内就職者は3割程度「長崎大学の卒業式」9学部と大学院1900人が感謝を胸に新たな道へ《長崎》

長崎大学の卒業式が行われ、約1900人が門出の日を迎えました。

卒業生たちは、新年度に向けそれぞれの道に進みます。

はかまやスーツなどに身を包み、晴れやかな笑顔の卒業生たち。

長崎市のベネックス長崎ブリックホールで、25日に行われた長崎大学の卒業式では今年、9つの学部と大学院あわせて約1900人が卒業します。

式では永安 武学長が、学部と大学院の研究課の代表に卒業証書を手渡し、「自分の目で見て耳で聞き、肌で感じること。自ら汗をかくことを大切にしてほしい」とはなむけの言葉を送りました。

(卒業生・修了生代表 松本美月さん)
「長崎大学で得た知識や経験、出会いは私たちにとってかけがえのない財産です。この財産を胸にそれぞれが進む道で社会に貢献し、皆様に恩返しできるよう精一杯努力してまいります」

卒業生の就職率は、前年より0.4ポイント高い96.1%で、このうち県内で就職する人は、約3割だということです。


(県内の特別支援学校で教師に)
「両親が教師で、両親の背中を見て教師になりたいと思った。生徒のことを考えることができる先生になりたい」

(助産師を目指し大学院に)
「先生や友だちに支えてもらいながら、勉強することができてよかった。一生忘れられない4年間だった。楽しかった」

(佐賀県で看護師に)
「1人暮らしですごく大変だったが、社会人に向け色んな力を身につけることができた」

(東京で人材業界に)
「親や支えてくれた人への感謝を感じた」

(県内で中学校の英語教師に)
「生まれ育った長崎で、これからは長崎の子どもたちを育てたいと思い、長崎県の先生になることを目指した。1人1人に寄り添って生徒全員を平等に見ることができる先生になりたい」

(父親)
「知らない間に立派になりました」

感謝の思いを胸に、卒業生たちはそれぞれの新たな道に進みます。

最終更新日:2025年3月25日 10:21
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