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航空路線や貨客船など国際航路の拡大にあわせて緊急プロジェクト会議 利活用促進に向けて意見を交わす 鳥取県

2024年9月11日 17:58
航空路線や貨客船など国際航路の拡大にあわせて緊急プロジェクト会議 利活用促進に向けて意見を交わす 鳥取県

鳥取県内には米子空港、鳥取空港とありますが、現在国際便が就航しているのは米子ーソウル便のみとなっています。ただ、米子空港に関しては10月から香港との定期便が、来年1月には台湾とのチャーター便が就航予定です。

また、新型コロナの影響で運休となっている米子ー上海便については、現在再開に向け調整中となっています。そして、定期貨客船については、境港と韓国のトンへ港との間で運航されています。

こうした国際航路の拡大が進む中、9月11日に利活用促進に向けた緊急プロジェクト会議が行われました。

鳥取県庁で開かれた緊急プロジェクト会議には、平井知事をはじめ関係部局などからあわせて6人が参加。航空路線や貨客船など国際航路拡大の利活用促進に向け、意見を交わしました。

その中で10月27日から定期便が週3往復で就航する米子ー香港便については、主な訪日層である個人旅行客を意識しカニや和牛、温泉、スキーなど旬の素材の発信を強化していくことを確認。さらに、鳥取県は定期便を利用した生鮮食品などのトライアル輸送を行う予定にしており、コスト削減や輸出入の促進を行っていきます。

また、今回初路線となる米子ー台湾便については、課題となっている知名度向上のためSNSなどを活用しインバウンド対策を実施していくということです。

一方、アウトバウンド対策として旅行商品の造成で乗り継ぎ需要の取り込みを図ることなどが共有されました。

鳥取県 平井伸治 知事
「山陰自体を国際化していくことが大切だし、今後そういう流れになる。チャレンジングに空の道、海の道の拡大に向かっていければと思っています」

今年に入り米子空港と海外を結ぶ空の定期便が次々と就航する中、今後の活性化に期待がかかります。

最終更新日:2024年9月11日 18:46
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