鳥取県境港市で鳥取県と岡山県の知事会議が開かれ、今後の山陰・山陽の連携について話し合われました。

1月27日、境港市で開かれた鳥取・岡山両県知事会議。2008年以降両県の持ち回りで毎年開催されていて、今回で17回目を迎えます。

今回、会場となったのは境港市。会議を前に鳥取県の平井知事と岡山県の伊原木隆太知事は関係者に案内されながら、水木しげるロードや整備された境港水産物地方卸売市場などを見て回りました。

両県知事の会議では、鳥取・岡山に共通する政策課題について活発に意見交換が行われていました。この中で「人口減少の問題克服へ向けた両県の連携」のほか、瀬戸内国際芸術祭やこの春、開館する鳥取県立美術館などを活用した「文化・芸術を通じた観光振興」、それに日本海や瀬戸内海の「水産業振興に向けた取り組み」での連携など4項目で協力を合意しました。

鳥取・岡山両県は、東京で共同のアンテナショップを運営したり、これまでも観光客誘致イベントなどを積極的に行ったりしていて、地方の活性化に向けさらなる連携強化が期待されます。