家庭で余っている食品を子ども食堂などへ気軽に寄付してもらおうと、1月14日鳥取県の米子市役所にフードバンクポストが設置されました。

米子市役所に設置されたフードバンクポスト。市役所1階の総合案内付近に設けられました。14日は設置セレモニーが行われ、さっそく市職員が提供した菓子やインスタントラーメンなどの食品がポストに入れられました。

米子市こども政策課　永榮一博 課長
「市民の皆さんが多く来られる場所で目立つポストを設置して、子ども食堂への支援が広がっていけばうれしいと思います」

この事業は、地元のフードバンク関連団体と連携して実施。去年9月から同じポストが米子市福祉保健総合センター「ふれあいの里」にも設置され市民からコメや菓子など60キロ分が寄付され、市内の子ども食堂などに届けられたということです。

フードバンクとっとり　安田一明 代表
「みんなで子育てを応援していく。それが直接、食材提供をすることによって直接の支援活動につながるという思いを皆さんに持ってもらえればうれしいと思います」

食品ロス解消にもつながるこの取り組み。提供の対象は、１か月以上の賞味期限があり、常温保存できる開封されていない食料品となっています。