漁港活性化の切り札「海業」 にぎわい創出 所得向上につなげる 青森・八戸市
海や漁港を活用し地域活性化を図る「海業」をテーマにした勉強会が八戸市で開かれました。
勉強会は八戸市が水産業の再興をめざす活動の一環として開きました。
海業は海や漁港などを活用しにぎわい創出や所得向上などにつなげる取り組みで、水産物の販売施設開設や漁業体験などが全国で進められています。
講師を務めたつがる市出身で水産庁計画・海業政策課の成田賢仁 課長補佐は、消費者のニーズが「モノ」から体験などの「コト」に変わっているなかで漁港は景観を活かして新しい可能性が広がっていると強調しました。
また海業の先進地である静岡県焼津市の担当者も漁具倉庫を改修した交流拠点づくりなどを紹介しました。
★水産庁計画・海業政策課 成田賢仁 課長補佐(つがる市出身)
「新しい海業の取り組みというのはまだまだいろいろ思いますので検討していってもらえればと」
出席者は漁港活性化に向けたヒントを探っていました。