「想定していなかった部分あった…」北八甲田クマ死亡事故受け青森県青森市が対応マニュアル見直しへ 県菜きょうも“冬眠しないクマ”目撃
去年北八甲田で起きたクマによる死亡事故で想定外の部分があったとして、青森市は来月にも対応マニュアルを見直します。
対応マニュアルの見直しは青森市議会の特別委員会で説明されました。
今年度青森市ではクマの目撃などが119件と過去最多です。
去年6月には北八甲田でタケノコ採りの女性がクマに襲われて亡くなる事故も発生しました。
市によりますと現在のマニュアルでは国有林などがまたがる北八甲田でのクマ被害を想定しておらず、去年の死亡事故の際には対応する関係機関の把握に時間がかかったといいます。
見直すマニュアルでは救助や駆除に必要な手続きを明記するとしています。
★青森市環境政策課 菊池朋康課長
「誰がどのように振る舞えればいちばん効率的な対応ができたのか、いままで想定していなかった部分があった」
一方、クマを巡っては冬眠せずに住宅地などで目撃されるケースも増えています。
きょうもおいらせ町と階上町でクマ1頭が相次いで目撃されていて、町や警察が注意を呼びかけています。
最終更新日:2025年2月7日 19:39