「心に届く演奏ができるように」ピアノ日本一!青森県むつ市出身の木村日向さんが地元で演奏を披露 休日10時間練習…挫折乗り越えて頂点つかむ
先月神奈川県で開かれたピアノコンクールの30歳以下の部門で全国1位となった、むつ市出身の音楽大学2年生・木村日向さんが山本市長に演奏を披露しました。
華麗な演奏を披露してくれたのは、むつ市出身で東京にある音楽の名門・桐朋学園大学に通う木村日向さんです。
木村さんは先月16日に開かれた「全日本ピアノコンクール」の全国大会で、プロも参加する30歳以下の部門で1位となりました。
★木村日向さん
「うまくいったところもあったのですけど、もう少し弾けたかなという自分の思いはあるので」
「まさか1位をいただけると思っていなかったのですごくうれしくて」
★むつ市 山本知也市長
「率直にすごいなと思っていますし」
「子どもたちがめざす存在になったと思いますので、これからも子どもたちの憧れのままでいてほしいなと思います」
木村さんは3歳からむつ市内のピアノ教室に通い始めました。
小学生時代は大会でなかなか結果が出ず挫折したこともありましたが、中学生のときに憧れのピアニストの演奏をきっかけにピアノを続けることに。
現在は大学に通いながら平日は5時間、休日は10時間練習するなど、ピアノ漬けの日々を送っています。
木村さんが全国大会で優勝するのは今回が初めてです。
★木村日向さん
「まいにち練習をたくさんして、これからも努力をたくさんし続けて、支えてくださっている方々に恩返しができるように、人の心に届く演奏ができるようになりたいと思います」