東日本大震災から14年となったきょう、八戸市では発生時刻に市民たちが手をつないで犠牲者に鎮魂の祈りを捧げました。

種差海岸芝生地では「HUMANBANDon 3.11」が開かれ、市の内外からおよそ150人が参加しました。
地震発生時刻の午後2時46分。
全員が太平洋に向かって黙祷を捧げました。

★八戸市民
「亡くなった方々の鎮魂のためこの震災を忘れないため」
「その方たちに気持ちを寄せていくずっと忘れないでいたいなという風に思っています」

★むつ市民
「震災で多くの方が亡くなったということで私も家族も皆さんもつらい思いをされた方がたくさんいるなということを思って、こういうイベントに参加して少しでもという思いで来ました」

★HUMANBANDあおもり　小渡章好 代表
「私どもは被災された犠牲になった人たちのつらい思いを絶対に忘れない後世の人たちに繋いでいくと、知って大事にしていこうとそういう思いで毎年開くことにしています」
「その歩みは続けていきたいと思います」

東日本大震災では県内で3人が亡くなり1人が行方不明のままです。
最後に参加者全員で「ふるさと」を歌い、犠牲になった人たちの冥福と震災からの復興を祈っていました。