弘前市のシードル工房と洋菓子店が共同でりんご農家とパティシエの二刀流に挑戦する人材を育成します。

担い手を育成するのは弘前市のシードル工房kimoriの高橋代表と、ボンジュールなど洋菓子店4店舗を経営する関オーナーの2人です。
kimoriは2018年から後継者不足を解消するため、生産者として独立をめざす人たちに栽培方法を教えています。
新しい担い手育成はkimoriの社員としてりんご栽培を学びながら、農閑期には人手不足や加工用のりんご不足に悩んでいる洋菓子店でスイーツづくりを学び、生産と加工の二刀流を目指します。

★弘前シードル工房kimori　高橋哲史代表
「りんごを作りながらいずれは自分の作ったりんごでアップルパイとかスイーツ作りに挑戦していけるような人材が育ってくれれば」

★ボンジュール　関浩司オーナー
「すごくアップルパイのおかげで商売が成り立っているようなところがある正直」
「（今後）原料がなくなるということは、ましてや半分になるということは生産規模が半分になったら全部半分になってしまう」

来月20日には採用説明を兼ねた農家とパティシエの体験ツアーが行われる予定です。