乳幼児の重大事故を防げ 保育士が子どもの誤嚥リスクや救命措置学ぶ研修会
誤嚥などによる乳幼児の重大事故を防ごうと、保育士などを対象とした研修会が開かれました。
きょうの研修会は、愛媛県中予地区の保育園や幼稚園などが対象で、100人を超える保育士や幼稚園教諭らが参加しました。
この取り組みは、去年5月、新居浜市の保育園で当時生後8か月の男の子が給食で出された生のリンゴを食べた直後に意識不明の重体となった事故を受けて、県が開いたものです。
研修会では新居浜で起きた事故の検証委員会で、委員長を務めた松山東雲短期大学の岡田恵准教授らが、再発防止をテーマに子どもの誤嚥リスクや離乳食の提供方法などを講義しました。
また万が一の事故に備え、映像通報システム=Live119の使い方や乳幼児の救命措置なども学びました。
参加した保育士:
「今一度子どもたち一人一人をよく見て、食べさせ方などを気を付けていきたい」
この研修会は来月下旬に新居浜市でも開かれます。