愛媛県民文化会館 南側の県有地の活用について、国際会議などの機能を持った施設の誘致が進められている中、きょう、有識者を集めた初めての委員会が行われました。

現在、駐車場となっている県民文化会館前の1ヘクタールあまりの県の所有地について、現在県は「MICE」と呼ばれる国際会議や宿泊などの機能を持った施設の誘致に向け事業者を募集しています。

県企画振興部 赤坂克洋部長：
「このふるさと愛媛のために、ぜひ忌憚のないご意見を頂きますよう」

きょうは、大学の教授や観光関係のメンバーらが出席し審査委員会が開かれました。

会では、これまでに県内外4つの企業から参加表明があったことが報告されたほか、委員から、公的な費用負担や国際会議場誘致の必要性についての質疑がありました。

担当課長：
「道後地区の入り口と言える場所に立地しておりまして、県民文化会館の正面に位置し」

会のあと、委員らは現地を視察し、周辺の施設など立地状況を確認していました。

県では、事業者の正式な募集を来月13日まで受け付けていて、この委員会の意見をふまえ今年度中に事業者を決める見通しです。