動物愛護や保護活動への理解を深めてもらおうと、保護犬と保護猫の譲渡会が松山市で開かれました。

城山公園で開催された「保護いぬ保護ねこ大譲渡会」には、県内で保護活動を行っている10団体が参加しました。

このイベントは、保護犬と保護猫の譲渡のほか、ペットを飼うことへの責任や生き物の命の尊さを感じてもらおうと、松山金亀ライオンズクラブが開催しました。

会場には保護犬や保護猫を家族に迎え入れたいという親子連れらが訪れ、保護団体のスタッフから、お目当ての犬や猫について説明を受けていました。

環境省の統計によりますと、2022年度に愛媛県内の自治体に保護された犬や猫は1785頭で、そのうち1072頭が元の飼い主に返還、または新しい飼い主に譲渡されているということです。

会場には保護団体に寄付する募金箱なども設置され、松山金亀ライオンズクラブでは、譲渡会の開催を継続しながら動物愛護の啓発などを行っていくということです。