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災害の記憶を語り継ぐ企画展『高知の地震災害史』高知城歴史博物館で開催中【高知】

2025年3月20日 18:39
災害の記憶を語り継ぐ企画展『高知の地震災害史』高知城歴史博物館で開催中【高知】
江戸時代以降の南海トラフ沿いで起きた巨大地震を中心に、高知県内に遺された古文書や絵画などを展示し災害の記憶を語り継ぐ企画展が、3月20日から高知市で始まりました。

1854年の安政南海地震後に津波のデマに惑わされた人々が山に避難する様子を描いた絵馬。
20日から高知市の高知城歴史博物館で始まった「高知の地震災害史」は、江戸時代以降に高知を襲った宝永・安政・昭和の3つの南海トラフ地震を中心にその被害の記録などを展示する初めての企画展です。

次の南海トラフ地震が今後30年以内に80%の確率で発生するという予測の根拠になった資料には、江戸時代に室戸市の室津港で湊番役が残した宝永地震の地盤隆起が記録されています。

■学芸員 水松啓太さん
「南海トラフ地震がどのような被害をもたらしてきたのかということは、歴史からしか学ぶことができない。過去にどのような被害が起きたのか、ぜひそれを知ってみなさんの防災に役立ててもらいたい」

次の南海トラフ地震に備えてほしいと先人たちが遺した災害の記憶を伝える企画展は、高知城歴史博物館で5月25日まで開催しています。
最終更新日:2025年3月20日 18:39
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