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南海トラフ地震「臨時情報」受け 「いま一度の備えの確認を」香川県知事

2025年1月14日 16:17
南海トラフ地震「臨時情報」受け 「いま一度の備えの確認を」香川県知事

 昨夜(13日夜)、日向灘を震源とする地震で、南海トラフ地震との関連性を調べる「臨時情報」が一時発表されたことを受け、香川県の池田知事は、いま一度の備えの確認を呼びかけました。

 昨夜9時19分頃に発生した、日向灘を震源とする地震で、香川・岡山でも最大震度2を観測しました。

 気象庁は去年(2024年)8月に続き2回目となる南海トラフ地震の臨時情報を出し、関連性を調べましたが「南海トラフ地震発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる現象ではない。」としました。

 池田知事は今日(14日)の定例会見で、半年の間に2度も臨時情報が発表されたことについて「いつ巨大な地震が起きてもおかしくない」として、日ごろの備えを確認する様、呼びかけました。

 また今月17日で発生30年となる阪神淡路大震災や、去年の能登半島地震では、家屋の倒壊で亡くなった人が多かったとして、県内の住宅の耐震化のスピードアップを図る考えを改めて示しました。

最終更新日:2025年1月14日 16:17
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