【自民党総裁選】静岡県民が新総裁に求めることは? 県内選出議員は誰を支持?
過去最多9人が論戦を繰り広げる自民党総裁選。衆院静岡1区選出の上川陽子外務大臣も立候補していますが、県民は今回の総裁選をどう見ているのでしょうか?
(30代女性)
「小泉さんなど若い世代が出てきているので期待はしている。子育てもそうだが、全体的に賃金を上げてほしい。働く世代に向けて。」
(10代大学生)
「誰がなっても変わるのかなと思う。仕事と給与が見合っているのかと思う。子育てしやすい環境になればいいなと思う。」
(80代男性)
「裏金のことが言われているが、もう少し住みやすい街を。(総裁選は)今までにない人数で、お互いに頑張ってほしい」
総裁選は、国会議員票367票、 党員・党友票367票を巡って争われますが、県内選出の議員は誰を支持しているのでしょうか
12日の上川大臣の出陣式には、県内選出の井林衆院議員、深沢衆院議員、牧野参院議員、若林参院議員の姿が… 4人が「チーム陽子」として推薦人に名を連ねました
(井林 衆院議員)
「やっとここまで来たかという感情」「静岡県から総理を出すことは間違いなく静岡のためになる。なんとしてでも総理になって欲しいという思いで推薦人になった。先輩議員としてお世話になってきた恩返しもある」
一方、細野衆院議員は石破元幹事長の推薦人に。出陣式ではガンバロー三唱の音頭をとりました
(細野 衆院議員)
「石破候補の理念と政策に賛同いたしまして最後の戦いというここ意気に感じるところがありましてこの戦いに参加させていただいています。先ほどの演説を聞いてこの難局を乗り越えることができるのは石破候補しかいないと確信しました。ですが戦いは絶対に勝たなければなりません。日本の未来を守り抜くために石破茂総理総裁を誕生させるためにガンバロー!ガンバロー!ガンバロー!」
Daiichi-TVの調べでは、県内選出の議員のうち、上川大臣を支持する議員が最も多く4人。細野衆院議員は石破元幹事長を支持していて、勝俣衆院議員と城内衆院議員は「未定」とコメントしています
こうした中、今週、自民党県連では県内の党員や党友およそ3万2000人に投票用のハガキを発送するための準備に追われていました。
総裁選の党員票は国会議員票と同数の367票となっていて、各都道府県の投票数が一括集計されて、その結果をドント方式で各候補者に比例配分する仕組みとなっています。
県連は、組織として特定の候補を応援しないため、上川大臣を応援する有志の地方議員らが街頭演説を行う予定です
県連の相坂幹事長は今回の総裁選について「自民党の政策の厚さを発信する きっかけになってほしい」と話します
(相坂 県連幹事長)
「9人の方の政策を積み上げると自民党の政策の厚さと分野の幅広さを理解していただけるのでは」「今回派閥が無くなったことのいい面だと思うので、日本が議論をしなければいけない事項がはっきりするのでは」
事実上、次の総理大臣を決める自民党の総裁選投開票は、9月27日です。