【自民党総裁選】上川外相就任1年「今度は総理として日本の外交を担う覚悟」
事実上、次の総理大臣を決める自民党総裁選挙。12日告示され、過去最多、9人が立候補しました。
県内でも“静岡1区”選出の上川外務大臣が立候補。注目が集まっています。その上川大臣は13日、午前は閣議に出席。外務大臣に就任し、ちょうど1年です。
(上川外相 閣議後の会見)
「外交の究極的な責任はやはり首脳でありまして、総理が最終的な責任を担うということを強く認識する1年でした。今度は総理として日本の外交を担う、そうした覚悟をしたところでございます」
そして、午後1時からは、都内で行われた立候補者9人の「共同記者会見」に臨みました。
まず記者団から出た質問は、“政治と金の問題”についてでした。
(記者)
「一連の派閥の裏金事件について新総裁になられた際新政自民党として実態解明真相究明進める考えは?」
(高市早苗 経済安保相)
「追加的な調査は考えてない」「新たな事案が出てきた場合には 党として再調査を行うことはあり得ます。」「再発防止策はこれを徹底することに努めさせていただきます。」
(小泉進次郎 元環境相)
「政治の金の流れが不透明不透明な金の流れ根本から絶ってもらいたい」「政策活動費の10年後の開始ではなく廃止」「不透明な金の流れはやめようと実現したい」
(上川陽子 外相)
「法令順守、高い倫理観、党全体浸透全力尽くす」「自民党国会議員ひとりひとり厳しく問われ、第三者機関資金チェック民間企業に匹敵する高いコンプライアンス。」「透明性高く謙虚な活動信頼回復全力あげます」
(石破茂 元幹事長)
「自由民主党全体として国民が『分かった納得した』という努力をしていかなければならない」「政党のガバナンスを規定した法律はないどう資金を集めてどうながれていくのか調べるガバナンス必要。」
同じ過ちを繰り返さない“防ぐ対策”は示されましたが、真相究明については明確には示されませんでした。
続いて、岸田政権の政策で継承または転換すべき点を問われると…
(小泉氏)
「基本的に引き継いでいきたい」「ようやくデフレ脱却成長して歯車まわりはじめ加速。労働市場改革、ライドシェア、経済ダイナイズム取り戻す」
(上川氏)
「内政経済は成長進めその果実獲得し所得再分配することは継承します。」「特に2040年人口減少まったなし改革、検討する。」「令和の財政、経済政策バランス効果最大化させる」
(石破氏)
「いかにして個人消費、賃金値上げ極めて重要」「地方の衰退が止まらないという ことも事実、デジタル田園構想 進めるが、衰退止めるのが重要」
そして、防災対策などの質問が続きましたが、 記者団から再び投げかけられた質問は‟裏金問題の対応”でした。
(記者)
「不記載のあった議員への対応についてお聞きします。現状の国民の認識を踏まえて処分を覆しさらなる対応は?」
(上川氏)
「さまざまな課題あったら支部から当該議員が説明果たしていく、これは地方の中から判断し説明責任聞いたうえで、一度決めたものを変えるのであれば党に上申するに決めていく」
(石破氏)
「不記載の議員が訂正したとかなれば形式的に良とするのですが、国民納得してない総裁も一緒に説明果たすべきものだと思います」「納得する有権者に判断してもら う説明を総裁もする」
(高市氏)
「検察も捜査をしたので処分を覆すことはありません」「不記載があった方、検察からなんらか処分なかったかたも誠心誠意地元で説明尽くす、勝てる状態は公認。」
(小泉氏)
「対象の議員は説明して再発防止 しているか、地方組織地元の声も踏まえ新執行部のもとで厳正に判断したい」