JA静岡経済連が購入する予定の「備蓄米」800トンが、必要な量が不足していた小中学校の給食に使われることがわかりました。

静岡県学校給食会などによりますと、猛暑による不作の影響で、県内の小中学校の給食で使うコメは、1年間に必要な量の3割にあたる800トンが足りない状況となっていました。そこで、給食用のコメを確保しているJA静岡経済連は、JA全農を通じて政府の備蓄米800トンを購入する予定で、その全てが学校給食に充てられるということです。購入する備蓄米は新潟県産のコメで、5月から7月にかけて県内の小中学校の給食で使われます。

県学校給食会は「米飯給食は週3日以上あるので非常に困っていた。ようやく支障なくできる量を確保できたのでほっとしている」とコメントしています。