浜松中央警察署の巡査長（27）ら2人が不正に口座を開設した疑いで逮捕された事件で、巡査長の男が金銭目的の犯行だったとみられることがわかりました。

浜松中央警察署交通課 巡査長の男（27）と磐田市のアルバイト運転手の男（27）は2024年7月、静岡県浜松市で第三者に使用させる目的で銀行口座を不正に開設し、キャッシュカードの交付を受けた疑いがもたれています。巡査長の男らが不正に開設した口座には複数人から入金が確認され、このうち数百万円はSNS型投資詐欺とロマンス詐欺の被害にあった現金だということです。

また、捜査関係者への取材で巡査長の男が「金銭目的」の犯行だったとみられることがわかりました。県警は巡査長の男らの認否を明らかにしていません。

静岡県警の日吉知洋警務部長は「事実関係を調査の上厳正に対処します」とコメントしています。