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【首位陥落】荒茶生産量日本一だった静岡が鹿児島に抜かれ初の2位に…「一番茶価格低迷」主因か(農林水産統計)

2025年2月18日 18:17
【首位陥落】荒茶生産量日本一だった静岡が鹿児島に抜かれ初の2位に…「一番茶価格低迷」主因か(農林水産統計)

日本一だった静岡県の荒茶生産量が去年、鹿児島に抜かれ初めて2位となったことが、農林水産省の発表で明らかになりました。

18日、発表された「農林水産統計」によりますと、県内の荒茶生産量は2万5800トンで、前の年より5.1%減少。3.4%増で2万7000トンの鹿児島県に抜かれました。一番茶の荒茶生産量では鹿児島に1550トンの差をつけたものの、二番茶以降で追い抜かれた形です。

これについて、県の、お茶振興課は、「一番茶の価格低迷」が大きな理由と指摘しています。2024年、大型連休に雨が降って収穫時期を逃し、茶の品質が落ちたことで、一番茶の取引価格が二番茶並みに下落。計画生産や茶農家を離れる人が多かったとみています。

最終更新日:2025年2月18日 18:17
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