フィリピンから来日した未成年者に“就業”条件に現金貸し付けたか 労働基準法違反の疑い 人材派遣会社と役員ら4人を書類送検(静岡・掛川市)
フィリピンから来日した未成年者に、就業することを条件に現金を貸し付けたなどとして労働基準法違反の疑いで、静岡県掛川市の人材派遣会社とその役員ら4人が書類送検されました。
書類送検されたのは、掛川市にある人材派遣会社とその役員ら4人です。警察などによりますと、会社役員ら4人は2022年9月、フィリピンから来日した10代の少女に対し、就業を条件に準備金として15万円を貸し付ける契約をし、給料からその借金分を差し引いたほか、借金を返済ができなかった場合、10万円を支払わせる契約を結んだ疑いがもたれています。
警察の調べに対し、4人は容疑をおおむね認めているということです。